台風一過に思うこと
気象庁の予報通り、台風通過後の被害が伝えられています。
予報通りなのに防げないのはなぜ?
紅は江戸うまれなので、親類が関東に多くいます。
台風前夜、無事に朝が迎えられるのか不安のメールがいくつか届きました。
「無事に生き延びてください!」
くらいしかかける言葉がありません。
海抜0メートル地帯は各戸にゴムボート備え付けるくらいのことしなきゃダメなんじゃないかな。
家にあるもので簡易の筏を作るとか・・・
幸運にも台風がそれた関西では、電車の計画運休もほとんどなく、強風は吹いているけれど関東との対比でかえって
「たいしたことない」
と思い込まれたようで、平常バイアス充満して、通常通りに仕事・・・いえ、通常以上に仕事。
幸い紅は仕事がなく家で着物のカルテを作る自分の仕事しました。
「スタッフの命を大切にしない会社では働きたくない!」
という当たり前のことが「下請け」という言葉でかき消されてしまう。
非常時に役立たない人は切られていく。
それが下請けなんだなって。
寂しい世の中。
以前、お仕事していたブライダルの会社からまだ時々、一斉メールが届くんだけど台風前日にメールが届きました。
「台風だからって交通機関が遅れたからって遅刻はあり得ません。会場さん(結婚式場)には通りません。通常より1時間早く集まるように。電車が止まった際に宿泊になるので準備してくるように」
という通達が来ていました。
とっても嫌な気持ちになりました。
ここのスタッフは時給で働いています。なんでこんなに拘束されるんだろう。
「身の安全を守ってください」
なんて言葉なかった。
幸せな瞬間を作り上げる仕事人は、幸せでなきゃと思う紅です。
ご興味のある方は作りたてのHPご覧ください! 紅
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